4歳の頃は色々なことに興味を持ち、自ら興味をもったものはとことん突き詰めていきました。
子供用の図鑑では飽き足らず、専門的な図鑑を与えたこともありました。
当時から好奇心が旺盛だったので、親としても興味を示したタイミングを逃さないよう、すかさず適切な環境や物を与えるように努めていました。
担任の先生と揉めたのもこの時期が初めてでした。
こちらのサイトではギフテッド2Eと認定された息子について時系列で記しています。ギフテッドと言ってもあくまでも息子の場合である旨ご理解ください。一般的な特性については以下にまとめています。
ヤマハ音楽教室に通い始める
家には趣味で購入していたカシオの電子ピアノが一台ありました。
ピアノ自体にはそこまで興味があったわけではないですがとてもリズム感、音感は当時から良かったように思います。少しずつ下の子の育児も落ち着いてきたところで物は試しと思い、ヤマハの音楽教室に通うことにしました。
ヤマハ幼児科1年目は特に周りと差があるようには感じませんでしたが、レッスン中はとても楽しそうで、自らピアノに向かい練習していました。
のちに、幼児科が終わると先生からお声をかけていただき、「ジュニア専門コース」に進みました。
戦隊シリーズにはまる
日曜の朝に放送されている戦隊シリーズにハマりました。
女姉妹で育った私は、我が子が戦いごっこをしている姿を若干冷ややかな目で見ていたような気がします。おもちゃは極力買わないようにしていました。すると劇中出てくるロボットを自分で段ボールや廃材などを使って作るようになりました。最終的に剣のおもちゃを買いましたが、自作の剣のほうが軽くて使い勝手が良かったようです。
翌年の年長さんの頃には、仮面ライダーにもハマりました。シリーズによってアイテムがおもちゃとして販売されるのですが、それらも全て手作りで作っていました。
昆虫ブーム到来
4歳の時の一番のブームはやはり昆虫です。
夏休みにカブトムシ捕りに行ってから一気にカブトムシのとりこになりました。
図鑑によって載っている虫の種類がちがうので、分厚い図鑑は「NEO」(小学館)と「move」(講談社)、あとはポケット図鑑、クワガタカブトムシだけに特化した図鑑など、昆虫の図鑑だけで6冊あります。
年齢よりも少し上の昆虫の本なども与えてみましたが、とにかく隅から隅まで毎晩読むのが日課でした。
外国種の長い名前のクワガタなども名前だけではなく特徴や国名までほぼ覚えていました。この図鑑のおかげで少しずつカタカナが読めるようになりました。
感受性が豊かだったこともあり、本物を見て触って感じてほしい、というのが育児の根本にありました。
実際に山へ捕まえに行き、飼ってお世話をしたり、昆虫博物館にもわざわざ足を運びました。
人体のしくみに興味をもつ
この頃、集団生活では避けては通れない感染症、水疱瘡や手足口病、胃腸炎など次々にかかりました。
1学期は半分くらいしか出席できなかったのですが、自分の病気をきっかけに、体について興味を持ち始めました。
体調を崩すことが体のしくみに興味をもつきっかけになるものなのかと驚きましたが、すぐに体のしくみの本を欲しがったため何冊か買ってきました。
イラストで描かれた絵本調のもの、リアルな図鑑、ポケット図鑑、立体的な図鑑、など昆虫図鑑同様、同じジャンルの本を何パターンか用意し、見比べることが好きでした。
小学生高学年の今は「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」を熟読しています。
友達とのトラブル
幼稚園で友達とのトラブルは些細な喧嘩はあったと思いますが、親同士が出てきて話し合い…というようなことはありませんでした。
ただ、口が立つ息子と、まだうまく言葉で思いを伝えられない子と喧嘩になると相手が手を出してきて、こちらもやり返すということはありました。
幼稚園はお迎えの幼稚園だったので、毎日親同士も顔を合わせます。先生も毎日の出来事を引渡しの際に伝えてくれるので、園の様子が見えてその点はとても良かったと思います。
友達とのトラブルというよりは、先生との折り合いがうまくいかず悩んだ時期でした。
大好きな先生が産休に入り登園拒否に
年少さんのときから持ち上がりだった先生が産休に入り10月から担任が変わりました。
今までの先生とはタイプが違い、ダメなものはダメとはっきり言う厳しいことで有名な先生でした。
しつけをしっかりしてほしい女の子のお母さんのウケはよい先生でしたが、どうも我が家は最後までうまくいきませんでした。
息子は以前から、座って静かに話を聞けないなどはあったのですが、今までは個性を認めてくれる寛大な先生だったので、特に息子は戸惑ったようです。
息子もその頃、息子なりに悩んでいたようで、
ぼく、先生が変わって怖い先生になったからいい子にする仕方がわからなくなったんだー
と私に言ってきました。幼いながらにも悩んでいる様子だったので、どうしたのか聞くと、幼稚園で先生に怒られてばっかりとのこと。
ついに3学期からは教室に入るのを拒否するようになりました。入園から毎日楽しく通い、一度も行きたくないなんて言ったことはありませんでした。それが先生が変わったとたん、大泣きするほど嫌いな場所になってしまったのです。これは3年間の園生活の中で、とても衝撃的なことでした。
「お話をしているときに、教室を出ていきます」(本当はトイレに行っていたようです)
「息子さんはうちの園は向いていないかもしれません、一斉保育の幼稚園のほうが向いていると思います」(遊び中心の自由な幼稚園でした)
「息子さんは色々考えていて単純じゃないから厄介です」
とまで言われてしましました。
「〇〇先生は怒らなかったのに△△先生は僕ばっかり怒るんだー」と息子も落ち込んで自信をなくしてしまっていたので、指導方法を工夫してもらえないか夫婦で先生と面談を申し入れました。
本人が自信をなくしているのでいいところも伝えてほしいというようなことをお願いしました。「ほめるようにします」とのことでしたが、息子はその先生には最後まであまり心を開きませんでした。
補助輪なしで自転車に乗れる
自転車を初めて買ったのが4歳でした。
最初から補助輪はつけないで乗せると、何度か練習をするとその日のうちに乗れるようになりました。
もちろん最初は後ろを支えて一緒に走る、というような練習をしましたが、ストライダーを1歳くらいから乗りこなしていたのでバランス感覚がつかめていたのかもしれません。
ただ、三輪車は乗ったことがなかったので、「ペダルを漕ぐ」ということが難しかったようです。運動神経は格別よいとも思いませんでしたが、悪くもないかなという感じでした。教えたことをすぐにコツをつかんで頭で理解してなんでも体得するな、という感覚はありました。
しゃべる地球儀を買って世界の国旗、首都、場所などを暗記
4歳の終わりに「しゃべる地球儀」を買いました。
電源入れて付属のタッチペンで触ると国名や首都、さらにその国の人口や文化などをしゃべってくれる地球儀なのですが、買った日からとても気に入ってずっと遊んでいました。
内蔵されているゲームで「〇〇(国名)の首都はどこですか?」と次々に聞かれ、タッチしていくクイズがあるのですが、それがとても気に入って時間制限内に何カ国正解できるか、というのに燃えていました。
いつの間にか国、首都、国旗までほぼ覚えていました。
まとめ
・初めて先生に問題児として扱われる
・本人はそれに気づいて悩む
・興味があることはどこまでも暗記する
・何事もコツをつかむのが早い
とにかく4歳のときは、様々な事に興味をもち(幅)、更に一つ一つ掘り下げて(深い)行くのがとても印象的でした。そして一時のものではなく年単位で興味が移り変わっていくのだなと育てていてとても興味深かったです。
この頃はまだ私も4歳の男の子なんてみんなチョロチョロ動くし、こんなものなのではないなと思っていました。しかし、この頃から先生によっては「扱いにくい子」と受け取られるようになりました。
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ブログでは伝えきれていないことをnoteにて有料記事にて公開しています。今後も当サイトと分けて執筆予定です。